「共感」

大切な友人が、誰かが掘った落とし穴に落ちてしまい、深く暗い穴の底で泣いています

あなたならどうしますか?

犯人探しをして、代わりに制裁、或いは報復を企てますか?

それはやめましょう

あなたの役割ではありません

梯子をかけて穴の底まで行き、痛かったね、怖かったね、と一言添えるだけでいいんです

それ以下もそれ以上もありません

「私だったら許せない」と自分の経験や体験談に照らし合わせて、自分の価値基準で話をするのはやめましょう

相手へ共感をしているつもりで、実はただ同情して憐れみの目で見ているだけなのだと気づきましょう

また、他人の悲しみを引き受けてしまうのは、相手に対して「あなたは解決できる力がないから、私が引き受ける。そこでそのまま泣いていていいんだよ。」と無意識の奥底で感じているからです

心の奥底で相手に見下した態度を持っていることに気がつけますか?

友人が一人で立ち上がり解決しようとするチャンスを奪っていることに気がつけますか?

間違いを正したいと言いながら、根底にあるのは事実から目を背け、無数にあるそのほかの真実を見ようとせず、己の真実を押し通そうとしているだけだという事に気が付きましょう

あなたがなすべきはただ一つ

共感の言葉を述べるだけで良いのです

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