「足りないもの」
あなたが失敗を恐れる真の理由、気がつけていますか?
失敗したらもう後がないからでしょうか。
人の命に関わるような事を除けば、大抵のことはやり直しが利きます。
冷静な時ならその事はよく理解できるでしょう。
人命に関わらない内容にも関わらず、いざとなると後がないと感じ二の足を踏むのはなぜでしょう。
至極単純なことです。
挑戦せずに行動を起こさなければ、本気を出せばうまくいくんだ、という可能性を残せておけるからです。
そして、馬鹿にされるかもしれない、ダメなやつだと思われるに違いない、といった偏った思い込み、起こるかどうかもわからない不安が根底にあるからです。
傷つくかもしれない、傷つくはずだ、という思考がこびりつき、行動にブレーキをかけてしまうのです。
さらに、そう言った思考の状態に人は長く耐えられないので、尤もらしい言い訳をつけて挑戦することを避けようとするのです。
例えば
時間がない
道具が足りない
場所が悪い
と、あれやこれやと尤もらしい言い訳をしてチャレンジ出来ない環境を自分以外のところに作り出すのです。
あなたに足りないのは時間でも道具でも場所でもなく、自身が作り出した不安という名の幻想と向き合う勇気なのです。